浄福寺について
このサイトでは東大阪市にある浄土真宗本願寺派の浄福寺を紹介しています。
当寺は安土桃山時代に創建されて以来、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の寺院としてこの地で歩んで参りました。
これからも宗祖親鸞聖人の教えにしたがい、お念仏の道を歩んで行くことを心がけ、日々邁進しています。
浄土真宗の寺院は、ご門徒さんをはじめとした皆さまの寺院でもあります。ふとした時に気軽にお立ち寄りください。
沿革
天正年間(1573-1591) | 初代住職祐山(1594没)によって浄土真宗(興正寺門徒)寺院として創立したと伝わる。 |
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元和7年(1621) | 本堂建立、准如宗主より本尊(現内仏)を下附される。 |
元禄15年(1702) | 寂如宗主より本尊(現本尊)を下附される。 |
寛政年間(1789-1800) | 火災により本堂焼失、本尊は中野会所寺に移される。 |
天保3年(1832) | 本堂再建。 |
明治9年(1876) | 興正派が独立するも本願寺派所属となる |
現在に至る |
歴代住職
- 初 代 祐山(1594卒)
- 二 代 覚応(1646卒)
- 三 代 宗茂(1699卒)
- 四 代 祐春(1737卒)
- 五 代 祐教(1777卒)
- 六 代 祐念(1771卒)
- 七 代 祐信(1789卒)
- 八 代 照慶(1828卒)
- 九 代 僧超(1858卒)
- 十 代 僧隆(1859卒)
- 十一代 僧瑞(1898卒)
- 十二代 超世院僧英(1917卒
- 十三代 覚音院僧諦(1960卒)
- 十四代 浄覚院英雄(1991卒)
- 十五代 哲夫(現職)
ご本尊
開基仏
創建時に本尊として用いられていた絵像です。
造像銘などがなく詳細は不明です。寛政の火災を乗り越え、現在も大切に保管しています。
旧本尊(現内仏)
『木仏之留』に、
「釈准如--
元和七年[辛酉]九月三日
願主浄福寺釈祐春
右木仏者興正寺門徒河内国若江郡新開本庄祐春依望如此者也」
と記録されてある木仏です。現本尊と比べても光背の違いなどが看取できます。
現本尊
寂如宗主より下附されて以来、三百年以上浄福寺をお導きくださっているご本尊さまです。
ご来院の際は、そのような歴史も感じつつ、お手を合わせいただければ幸甚です。